judge-62015年07月21日

結局の所これから先、報道のように「よかったよかった」と行くのかどうか分かりませんが、現時点での結論を以下のように考えることにしました。新国立競技場の件です。

1.「何のために何を作るのか」が結局のところ不明のままだった。

オリンピックの開会式・閉会式のためらしい
ラグビー?結局どうでも良いらしい
サッカー?
音楽などのイベントホール?
世界標準とはちょっと異質な陸上競技場?

2.誰が作るのかはいよいよ分からなくなった。

税金が主体だとは言っても、まさか国民一人々の意見を取り入れて  
なんて考える人はそれこそ一人もいないでしょうと・・・。

3.金額の問題? デザインの問題?(急に嫌いな人が多くなったようだ)

専門家(建築・建築構造など建築関係それぞれの設計者・施工者、 設備運営者・競技利用者)の話は結局聞けずうわさ話に近い関係者の話でお茶を濁された。
競技者からは国民から祝福されない競技場では嫌だとか、それではここまでの反対が出なければ、これまでの計画で良かったと言うことなのか?・・・一部の競技者からは施設面への直接の提言もあるようなので多少は真剣なのかなと言うことは窺えられます。


それにしても、いまだに公表されていません。2520億となった設計者・契約寸前だと言われた施工者。ザハはデザインの原案者であり監修をしたかも知れませんが、工事費の根拠となる設計を行った設計者ではありません。法律上の設計者はザハではありません。また、公表されているのはザハ案を元にして基本設計を行った日本の設計事務所4社だけです。施工契約直前、着工直前と言ってこの辺を明らかにしない、追求をしない報道というのはいったい何なんでしょうか? 不思議です。