風景2016年06月20日


大野隆司作「抒情風景師(4
大野隆司作「抒情風景集」より「都会で疑わしきは、正午の輝き」1988
作品は、地紙につや消しの金紙を置き、典具帖と言う極薄の和紙を重ねて墨摺りしています。

建築の設計がスタートするときの建て主と設計者との視点の違いを想像します。

建て主は叙事的→抒情的→叙事的
設計者は抒情的→叙事的→抒情的

大概、建て主と設計者は上段の真ん中の位置に出会い設計がスタートしますます。大野隆司「抒情風景集」を見ていて、ふと思いが巡りました。


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