笑う閻魔様 ― 2015年11月25日
たまたま出掛けた益子で火の入った登り窯に出会いました。
近くにあったポスターに「笑う閻魔様」というのがあり、街中から少し外れた所にある西明寺へ。
閻魔様に誘われたのが良かったのか、本堂の裏手では銀杏の葉がまぶしいほどの光を放つ景色に出会いました。曇り空のはずなのに、光りが沸き立つようです。
佇まい ― 2015年11月17日
等々力渓谷へ出掛けた帰り道、ステキナ風景に出会いました。
引き戸(車庫入り口)の引き込みの安全を兼ねているのだろうと思うのですが、鉄とコンクリートそれぞれ固い素材がさび色と多肉植物による緑でいかにも自然の風景をそこに作っていました。
鉄板も綺麗に面取りされ、柔らかささえ感じられます。
佇まいとはこんな風景を言うのだろうと思いました。
生活版画 ― 2015年11月12日
生活版画と題した一連の版画集の内の一枚です。
<トイレ用/大野隆司 1994>
杭偽装事件では元請け業者である三井住友建設が事件後発覚後初めて会見を行い謝罪しています。
管理上の落ち度はあったが、適正に管理はされていたと言っています。
耐震上の問題は無いと言っています。
会見は定例の決算発表の中のようです。
売上高4000億円を超えるそれなりの会社のはずです。
問題を収束しようとする気はあっても、解決する気は感じられません。
事件から想像される問題の本質は、それを追究するとえらぬ所へ飛び火してしまうのか? と勘ぐりたくなります。
無くなったかみに気づくのは、情けないことに終わったそのときです・・・。
秋色 ― 2015年11月06日
何ヶ月ぶりかで早乙女温泉(喜連川)へ出掛けてきました。そこの裏山で紅い色がやけに目立っていました。
油臭と素人の出来かと思う湯船・・・。初めてそこに入ったときは、最初で最後とはっきりと思いました。もう、かれこれ10年は経ちます。
多いときは月に2回3回と出掛けました。専用の下着にしておかないと染みついた温泉臭が家中に漂います。油臭もいつの間にか良くなるのですから・・・不思議です。
最近は臭いになれたのか、油臭そのものが薄くなったのか、あまり臭いを感じなくなりました。
ここの温泉は午前11時くらいまではほぼ透明、それから透明なグリーンになって夕方には乳白色になってきます。湯の色、湯の音に癒されます。
住宅論 ― 2015年10月19日
私、テレビ人間なので夜の9時・10時頃はよく観ます。
まぁ、ほとんどは途中リタイアですが・・・。ストーリーは作り物なのだから中身は何でも良いのです。とは言っても、状況表現や演技があまりにもお粗末では途端に興味が失せます。いくら何でもこれはないだろうと・・・。
写真は、所謂、農家住宅です。私は10代の半ばまでここで生活をしました。私がここで生まれた最後の人になりました。
私が生まれた当時、ここには私を含めて10人が生活していました。3世代7人、他の家族2人、使用人1人の計10人です。私が小学生になった頃には二人死に使用人は居ませんでしたから、それでも7人が生活をしていました。実はいまだに想像が出来ないのです。10人がどんな風な日常を送っていたかを。
敷地はそれなりに広く、農家用に何棟かの建物があったこともあり、生活空間が窮屈とか不便だったとかの記憶はありません。空間としての広々さ、気分の良さは今までで一番だったかと思えるほどです。
住宅論/篠原一男に「伝統は創作の出発点でありえても回帰点ではない」という一言があります。
個人で建てる住宅・・・各人の好みで自由に建てれば良いと思う反面、気持ちの良い住宅の姿がちゃんとあるようにも思うのです。
まぁ、ほとんどは途中リタイアですが・・・。ストーリーは作り物なのだから中身は何でも良いのです。とは言っても、状況表現や演技があまりにもお粗末では途端に興味が失せます。いくら何でもこれはないだろうと・・・。
写真は、所謂、農家住宅です。私は10代の半ばまでここで生活をしました。私がここで生まれた最後の人になりました。
私が生まれた当時、ここには私を含めて10人が生活していました。3世代7人、他の家族2人、使用人1人の計10人です。私が小学生になった頃には二人死に使用人は居ませんでしたから、それでも7人が生活をしていました。実はいまだに想像が出来ないのです。10人がどんな風な日常を送っていたかを。
敷地はそれなりに広く、農家用に何棟かの建物があったこともあり、生活空間が窮屈とか不便だったとかの記憶はありません。空間としての広々さ、気分の良さは今までで一番だったかと思えるほどです。
住宅論/篠原一男に「伝統は創作の出発点でありえても回帰点ではない」という一言があります。
個人で建てる住宅・・・各人の好みで自由に建てれば良いと思う反面、気持ちの良い住宅の姿がちゃんとあるようにも思うのです。
スモーク2 ― 2015年10月14日
塩コショウ・砂糖にワイン、塩抜きしなくても良い程度の味付けで一晩寝かせます。
ブンにはあげられるものがありません。
沢庵、チーズ、サツマイモ、鳥、豚 セット完了です。朝からの雨で傘をかけてスモーク始めます。
チップの燃えが悪かったりと、ちょっと温度が低かったようです。いつもは80℃くらいで4~5時間スモークします。
沢庵・・塩抜き(味抜き)しすぎて色も味も変に抜けてしまいました。
ちょっと薄色ですが、出掛ける用事が出来たのでこの辺でおしまいにします。4時間30分のスモーク。あと1時間くらいあれば・・・・。これで2週間は食材として楽しめます。
レット症候群 ― 2015年10月13日
おばあちゃんに連れられて来るかわいい女の子、我が家の食堂の椅子に座る私の膝にちょこんと座る。
表情は少ないが、その内飽きてくるとテーブルの周りを体を揺らせながら右に行ったり左に行ったり・・・。
そんな時、ブンは遊びの体勢でかわいい女の子の顔を目掛けて「ジャンプ」、女の子はヒョイと顔を動かし、間一髪攻撃をかわしている。
と、同時に女の子は大笑い・・・。
大人たちは、「おぉー」と声を上げ・・・、一瞬ヒヤリとしている。
ヒヤリとしてまたホッとしていたら、相変わらずのブンは二度目の攻撃・・・。
これもあっという間に女の子はかわした。そして彼女はまた大笑い。
犬が偉大なのか、大人の私が能力を失ったのか・・・。何をしても不可能だと思っていた大きな笑い声。
レット症候群-進行性の神経疾患 1万人~2万人に一人の発症と言われている(必ずしも少ない人数とは言えない)。
表情は少ないが、その内飽きてくるとテーブルの周りを体を揺らせながら右に行ったり左に行ったり・・・。
そんな時、ブンは遊びの体勢でかわいい女の子の顔を目掛けて「ジャンプ」、女の子はヒョイと顔を動かし、間一髪攻撃をかわしている。
と、同時に女の子は大笑い・・・。
大人たちは、「おぉー」と声を上げ・・・、一瞬ヒヤリとしている。
ヒヤリとしてまたホッとしていたら、相変わらずのブンは二度目の攻撃・・・。
これもあっという間に女の子はかわした。そして彼女はまた大笑い。
犬が偉大なのか、大人の私が能力を失ったのか・・・。何をしても不可能だと思っていた大きな笑い声。
レット症候群-進行性の神経疾患 1万人~2万人に一人の発症と言われている(必ずしも少ない人数とは言えない)。
スモーク ― 2015年10月10日
写真は自作のスモークボックスです。
杉板(ネットで購入)をブツブツと切って箱と扉を作り ニクロム線ヒーターをセットしました。棚は使い捨てモチ網(ネットで購入・・・使い捨てにせず洗って再利用)です。
スモークチップはネットで買ったり、近くのホームセンターでも見つけています。
なんだか、ほとんどネットから手に入れたものです・・・。
食材は近くのスーパーから・・・こちらはよく見ないと、と思ったら食材の中でチーズ(プロセスチーズのブロック・・・業務用のもの)はやはりネットから買っていました。
最近は食材も結構な金額になるので、出来るだけ安い食材のスモークでうまくならないかと・・・それで、沢庵のスモーク・・・イブリガッコの逆の行程で・・・市販の沢庵を一日水洗い(塩抜きというか味抜き)してそれから燻してみます。
沢庵のスモーク、これがなかなか旨いんです。最近の売り物の沢庵、味が良すぎて、一切れでめいっぱいになります・・・。味抜きした沢庵をスモーク、無駄な事やってます・・・・でも、これがなかなかの味・・・・
・・・・・つい 食べ過ぎてしまいます。
杉板(ネットで購入)をブツブツと切って箱と扉を作り ニクロム線ヒーターをセットしました。棚は使い捨てモチ網(ネットで購入・・・使い捨てにせず洗って再利用)です。
スモークチップはネットで買ったり、近くのホームセンターでも見つけています。
なんだか、ほとんどネットから手に入れたものです・・・。
食材は近くのスーパーから・・・こちらはよく見ないと、と思ったら食材の中でチーズ(プロセスチーズのブロック・・・業務用のもの)はやはりネットから買っていました。
最近は食材も結構な金額になるので、出来るだけ安い食材のスモークでうまくならないかと・・・それで、沢庵のスモーク・・・イブリガッコの逆の行程で・・・市販の沢庵を一日水洗い(塩抜きというか味抜き)してそれから燻してみます。
沢庵のスモーク、これがなかなか旨いんです。最近の売り物の沢庵、味が良すぎて、一切れでめいっぱいになります・・・。味抜きした沢庵をスモーク、無駄な事やってます・・・・でも、これがなかなかの味・・・・
・・・・・つい 食べ過ぎてしまいます。
生きものが運ぶもの ― 2015年10月05日
「芽/大野隆司 1997」
いつの間にか庭木になっていました。特に、植えたわけでもないのですが「モミジ」「ムラサキシキブ」「マンリョウ」などが今は庭木です。
鳥などが種を移動させたのでしょう・・・。糞に混じったり、それこそ写真の絵のように足に絡めて運ばれたかも知れません。
いつの間にか庭木になっていました。特に、植えたわけでもないのですが「モミジ」「ムラサキシキブ」「マンリョウ」などが今は庭木です。
鳥などが種を移動させたのでしょう・・・。糞に混じったり、それこそ写真の絵のように足に絡めて運ばれたかも知れません。
秋 ― 2015年10月01日
「秌(あき)/紙屋清貴 1985」
いろいろなところからやって来る「秋」です。ニュースで見る紅葉の景色にも、季節独特の雰囲気を感じます。
居間に掛けた一枚の絵にも季節を宿しているかも知れません。
美術館で見る絵に、時々ガッカリすることがあります。自分の思い描く季節感に合わないことがあるのです。絵がいずれも季節を持っているとは限りません。それは分かっていても、自然の変化に対する自分の中の感覚は無視できないのだろうと思います。
いろいろなところからやって来る「秋」です。ニュースで見る紅葉の景色にも、季節独特の雰囲気を感じます。
居間に掛けた一枚の絵にも季節を宿しているかも知れません。
美術館で見る絵に、時々ガッカリすることがあります。自分の思い描く季節感に合わないことがあるのです。絵がいずれも季節を持っているとは限りません。それは分かっていても、自然の変化に対する自分の中の感覚は無視できないのだろうと思います。
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