二本の樹2015年09月17日

二本の樹/紙屋清貴 1985
「二本の樹/紙屋清貴 1985」

今年、生け垣のシラカシ二本を枯らしてしまいました。
ユラユラと揺れるなぁと思い根元を見ると大きく蟻塚になっていて、芯の方まで穴が開いていました。

地面にツタを這わせていて根元が見えない状態でした。カシはなかなか枯れない木なのですが、そういえば、カシの根元はどこも綺麗にしていたなと・・・、今にして思います。

今度の水害、今始まっている仕事と危ない地形に建つ建物のオーナーから大丈夫だったとの話を聞いてほっとしました。今災害にある地域には一刻も早く日常に戻れることを祈るばかりです。

防災に関する行政の取り組みはその不手際(?)が当然のこととして災害時に現れます。河川維持や防災設備そして災害対応、だれが不備を見直せるのか・・・。自分自身、地元、ほんの小さい地元がやっと見える程度なのですが、もう少しよく見ておきたいと思いました。

今度の水害の直接の原因はかつてない大雨なのでしょうが、決壊の引き金になった原因は河川整備のあり方や、決壊場所での何らかの作業による堤防へのダメージ、堤防と民有地とのあり方による堤防の位置・構造など人為的な要素が多分にあるのではないでしょうか? それと、行政の防災に対する取り組みなど・・。

テレビは災害復興のあれこれを、お茶の間番組とはせず、災害を起こりづらくするには(これは、災害を起こした小さな原因の発見)まで追求・検証する内容として作り上げてもらいたいと思います。新聞しかりです。