マーフィーの法則2015年09月04日

ロビン/先代ラブラドール
「失敗の可能性のあるものは、いずれ失敗する」

書類残り一カ所閉じればこの作業も終わり、早く家へ帰れる。なんて言うときに限って、ホチキスの弾切れ、まぁ、消耗品だからしょうがないですよね。トイレに入ったときに限って、電話が鳴る。出かけようとすると来客有り。

だいたい分かっていても、一番悪い状況で悪い状態に陥る。

ユーモアかと思っていたら、五輪騒動、マーフィーの法則そのもののように現れてきます。

デザイナーは個人の問題として、組織委員会は組織としてこのような状況になる問題があったとしか思えないように事が進んでいます。

デザイナーは個人の問題として切り捨てられのでしょうか。組織はこのまま・・・? はたして問題は解決するのでしょうか。マーフィーの法則はまた現れるのでしょうか。

しかし、事が決まりかけると、とたんに「嫌い」が増えてきますね。競技場しかりです。そして、「嫌い」を排除できれば、後はたいした関心事では無いと言うことなのでしょうか。

そして、エンブレム白紙撤回会見での発言には驚きました。選考過程での1,2位の差があまりにありすぎたので・・・云々とはどういう事でしょう。1位と2位の投票人数差と言うことのようですが、こんな感覚の人がデザイン云々を言えるのですら・・・あまりの低レベルと、もしかするとこんなことを言わせるコンテスト自体(審査委員を含め)まともに機能していたのか疑わしい限りです。

普通に考えてみれば分かります。掛け算九九の正確さを競っている競技ではないのです。デザインコンテストで1位を選ぶと言うことは、どんなに僅差でも10対0になることがあるはずです。0でも必ずしも劣っているとは言えないはずです。だからこそ、審査委員の公表や審査結果の公開が必要なのです。普通の感覚ではこう考えられます。