変化 ― 2015年12月14日
[クリスマスカード/大野隆司 1994]
もう一人の「かあちゃん」に会いに行った。近くの駅で子供たちと待ち合わせをして・・・特別養護老人ホームへ。
「かあちゃんは」は東京大空襲で背中に負ぶった娘を焼夷弾の炎で死なせている。一人で居ると、防空壕に上の男の子をやっとの思いで押し込み何とか助けられたこと、下の娘を焼夷弾で焼き殺してしまったことを思い出してベットで泣いていると・・・。不安で、一人で此処には居られないと・・・。
しばらく話をしていると、助けられた男の子が私になっていた・・・。
見守る側、見守られる側それぞれの幸せはそれぞれの所に(?)・・・。生死に対する思想とそれらを支えるシステムがより良く変わることによってこれから先、少しはましになるのかも知れないと思う反面、我々の老後が今のシステムのままなら、放って置かれる老後も有りかな、とも思ってしまう。
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